家計簿
不思議な事に、貧しさの中で育った人間ほど金銭感覚がズレているようで。
いまだに納得のいくお金の使い方ができない私。
子供ができて、お金がみるみる減っていく状況を目の当たりにしてから、家計の勉強を始めました。
いろんなやりくりに関する本を読みましたが、一番読みやすくて、わかりやすかったのはこちら。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】結婚したら、やっておくべきお金のこと [ 中村芳子 ] |
もう何度読み返したことか。
結婚したらお金は二人のもの。そこから始まる住宅のこと、ローン・保険のこと、教育費のこと、さらには老後のことまで、イラスト入りで解りやすく書いてある本でした。
一番心にささった箇所は、「ATMの手数料に無頓着な人は、それ以外でも無駄な出費(CDの延滞料、分割払いの手数料など)があるはず」という一言。
そう、お金がないないと言いながら、お金を真に大切にできていない。
ここから始めないことには、自分の金銭感覚のゆがみは治らないと気付かせてもらいました。
そこからは、小さなお金を大事にすることを意識的に行いました。
家計簿をつけ、カードは一切使わないようにして、ニコニコ現金払いで家計のやりくりを行いました。
子供の学資保険を投資信託型のものにしたりなど、ちょっと冒険もしてみたり。
お金に対する意識も随分変わったように思います。 以前は「月5000円貯金しても、年たったの6万でしょ。する意味無いじゃん」とか意味不明な事を思ってましたから。
そして、家計簿をつけ始めて約3年。 そろそろカードも管理できる自信がついてきたので、よく買い物に行く「イオン」のクレジットカードを作りました。
まだまだ手元でお金の流れが見えないと不安なので、カードで使った分は使った日に封筒に取り分けるという面倒な方法をとっていますが。
家計簿をつけていると、旦那は「うちはそんなにキュウキュウなのか」と不安そうに聞いてきます。
なので「家計簿をつけていられるほど、余裕のある家計なんだ」と感謝の気持ちを伝えています。